Res Gestae Populi Romani

Roma Non Uno Die Aedificata Est


ローマ人の物語I − ローマは一日にしてならず」を読み始めました。「五代目の王タルクィニウス・プリスコ」まで読了。
まだ50ページほどしか読んでいないのですが、3年ぶりにI巻を読み直してみると、これから先の展開で重要となるKey Wordがあちらこちらで出てくるのに気づいて、ずいぶんとビックリしています。いきなり、多神教一神教の違いがとりあげられているとは、完全に僕の記憶から抜けていました。
「海の都の物語」は、後半の衰亡部分の記述が山場だ。と僕はことあるごとに書いていて、「ローマ人の物語」でも、そういうパターンになる(つまり、これから出る残り6巻が山場となる)と思っているのですけど、その山場もI巻からちゃんと種がまかれているのでしょうね。ただ、漫然と読むだけではなく、そういう「種」を見つける読み方ができたらいいなと思っています。


なお、ローマ人の物語を読んでいる間は、「読書」の欄は"Res Gestae Populi Romani"にします。