上方落語

 ふとしたきっかけで上方落語の話をする機会がありました。お相手の方が関西在住の方じゃなかったんですけど、僕が「枝雀師匠の高座を聴いたことがありますか?」とたずねたら、「聴いたことないです。枝雀師匠って三枝さんのお弟子さんですか?」とのお返事。
 確かに、「枝」の字が共通ですし、屋号も2人とも「桂」ですから、ややこしいといえばややこしいですよね。同じ「桂」という屋号なのに、「米朝」一門と「文枝」一門は違う一門だと説明するのは面倒ですしね。「どこまで説明できる?」と聞かれれば、絶句してしまいそうです。
 さて問題。以下に挙げる15人の噺家を、米朝一門、文枝一門、笑福亭一門に分けなさい^^;

あやめ、吉朝きん枝、小枝、ざこば、雀三郎、雀々、笑瓶、松鶴鶴瓶、南光、仁鶴、文珍、文福、松之助
 ちなみに、ここに挙げた全員の高座を一度は聞いたことがあります。このうち、生で見たことがあるのは、あやめさん、吉朝さん、小枝さん、ざこばさん、雀三郎さん、雀々さん、鶴瓶さん、南光さんといったところかな。枝雀一門は一門会が度々開かれていて、足を運びましたから、やっぱり枝雀一門が多いですね。