Res Gestae Populi Romani

OMNIAE VIAE QUAE AD ROMAM DUXERUNT

「すべての道はローマに通ず - ローマ人の物語X」を読み始めました。
「第一部 ハードなインフラ 1 街道」まで読了。
 いやぁ。なかなか楽しんで読んでいます。インフラストラクチャーの第一弾ということで、街道が取り上げられていますが、街道の敷設場所の決定から、敷設方法、そしてそれが及ぼした影響までなかなか面白く書いてあると思います。今までの、9巻の中で度々出ていた内容もいくらかあるんですけれど、ここでまとめられているというのは興味深いです。街道以外の考察もどういう感じになっているのか楽しみになってきました。
 ところで、このX巻では、話の変わり目にローマ時代の硬貨の縮小写真が使われているんですけれど、あれにもいろいろと意味があるのでしょうね。作品中にそれについて解説があるのかも知れず、読者の想像に任されているのかも知れず。これもどういう意味なんだろうと探りながら読んでいます。