ノーベル賞100周年記念展

国立科学博物館では、ノーベル賞100周年記念展を見学。春休み期間中ですから、親子連れも多かったですね。アルフレッド・ノーベルの生涯から、ノーベル賞の歴史、仕組み、業績等々わかりやすい展示だったと思います。
 日本人受賞者のコーナーもあって、湯川博士の論文の下書きとか、講演の原稿、江崎玲央奈博士が井深大氏にアメリカから宛てた報告書なんかが展示されていたりして、一字一句ゆっくり見ていました。
 特に面白かったのは、湯川博士と朝永博士が学生時代だった頃に、受験された試験の成績を教官が記載された手帳。各問題の素点と合計、補正点が記載されているのですけれど、よく見ると各問題の素点が書いてあるのにその上に二重線が引かれて訂正されている人が。その人は合計点が0点なんですよね。「何でや」と思って名前の方を見てみると、"Cunning"って書いてある^^; なーんや。当時からあったんや。
 あと、今回の展示にちなんだ、ちょっとしたグッズが売ってあれば良かったんですけれどね。