もうひとつ昨日のネタ

 一昨日のDiaryに書きましたけれども、昨日のABCテレビの「ナンバ壱番館」はテントさんが取り上げられていました。テントさんの誕生から、小学生時代、芸能界入り、上岡さんに弟子入り、そして今と言うような感じだったでしょうか? あのマニアックな世界は、小学校のトイレで展開されていたんですね^^; あれにはビックリしたなぁ。また、テントさんが上岡さんに弟子入りするシーンは知りませんでした。テントさんの人となりと言うか、芸のルーツと言うものがちょっとだけ、本当にちょっとだけわかった、いい機会だったと思います。テントさんの芸のルーツを完全に知ることなんて、とても無理だと思いますしね^^;
 もちろん、テントさんの芸も番組中にいくつかありました。まず、登場で行き過ぎて戻りすぎると言うおさまだりのやつ、「ウエッ! ウエッ! ウエッ!」、蜘蛛の決闘、人間パチンコと言ったところでしょうか? どの芸もライブで見たほうが数段面白いのですが、蜘蛛の決闘は特にライブで見たほうが面白いんじゃないかなと思います。
 また、上岡さんが引退の直前にテントさんのライブに出演されて、「二代目上岡龍太郎を譲るから、僕は二代目テントになる」と言っていたところが流れていました。そのライブは僕も生で見たHep Hallでのライブだったのですが、あの「テントひとりぼっち 2」は忘れもしません。ライブが行われたのは横山ノック大阪府知事が辞表を出した1999年12月21日でした。出てくるなりテントさんが、
「何のこっちゃ。大阪府知事横山ノックです。このネタ、今日しかできへんからね」
を連発していました^^; 一通り、漫談が終わった後に出てきたのが、ゲストの上岡さん。テントさんとの出会いから始まり、上岡さんからお客さんへのテントさんの芸の楽しみ方のレクチャー、そして上に書いた「襲名」のやり取り。この師弟のやり取りは、本当に価値があるものだったのだなと、上岡さんが引退された今になって、そして、昨日のテレビを見て改めて思いました。
 そのときのライブは、テント忠臣蔵をやって、「タン、タン、タン、タン」で始まる歌を歌って、人間パチンコをやっておしまいと言うパターンでした。テントさんの忠臣蔵もなかなか面白いんです。もっとも、忠臣蔵の基本的な流れを押さえておくとより一層笑えますけどね。
「大石蔵之助が吉良上野介の首を切るんです。首を切るといっても、首だけ取るんとちゃいますよ。首だけ取ったら、誰の首かわからんからね。それに、首だけやったら2回きらなアカンでしょ。
 あの〜、わからん人、ほっときますよ。ボサーッとしてたらね、時代に取り残されるよ。義務教育やないんやからね。
 ウエッ! ウエッ! ウエッ!」
 また、ライブを見に行って見たいです。今年は、ライブをやるとなったら、お客さんも多いんじゃないかなぁ。