京都で雪となると

枕草子の「冬はつとめて」を思い浮かべるんですよね。「雪の降りたるはいふべきにあらず」ですからね。ただ、9:00の京都は「つとめて」じゃないかな。もう少し早く行かないとダメですね。
 京都では、本格的な「霜のいと白き」を見たことはないと思います。所々白くなっているものは見たことがあるんですけどね。これも意識して注意すると見つかるのかな? 続く「火など急ぎおこして、炭もて渡るもいとつきづきし。」に至っては、炭なんておこさないので、まったく絶望的です^^; 「昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も白き灰がちになりてわろし」も大体こうなんだろうなぁ。と想像するに留まってしまいますから。そうかといって、写真か何かでその様子を表現したとしても限度があるんでしょうね。早朝から昼にかけての気温変化を体感したものと、炭の色の両方が組み合わさってわかる感覚だと思いますしね。