Discorsi : Niccolo Machiavelli

ニッコロ・マキアヴェッリ 政略論(ディスコルシ) 「第一巻 6 ローマにおいて人民と元老院の対立に終止符をうつことのできる政府を樹立しえたか否かについて」まで読了。
 土日の試験が一段楽したので、マー君の著作を再会しました。プリンチペに引き続いてディスコルシです。ディスコルシの正式名称は「ティトゥス・リウィウス『ローマ史』にもとづく論考(Discorsi Sopra La Prima Deca Di Tito Livio)」ですが、最初の"Discorsi"で呼ばれている作品です。日本では文意を取って「政略論」といわれることが多いです。「ティトゥス・リウィウス『ローマ史』にもとづく」というタイトル通り、ローマ史に関する知識があると読みやすい作品だと思います。「ティトゥス・リウィウス『ローマ史』」ですから、特に共和制ローマが中心になります。