今日のメモ

2相短絡のときの短絡電流I_{\rm 2\phi S}について。

正相インピーダンスZ_1、逆相インピーダンスZ_2としたとき、
I_{\rm 2\phi S} = \frac{V}{Z_1 + Z_2}
となる(Vは線間電圧)。
簡単な考え方としては、1線のインピーダンスZとしたとき、2相短絡では、短絡した相同士のインピーダンスが利いてくることから、考慮するべきインピーダンス2Z、電圧は線間電圧Vであることから、
I_{\rm 2\phi S} = \frac{V}{2Z}
正相インピーダンスと逆相インピーダンスを考慮する場合は、2Zを正相インピーダンスZ_1、逆相インピーダンスZ_2として考える。送電線の単純なケースに帰着して考えるとチェックになる。

可制御性、可観測性について

可制御性行列、可観測性行列について見直しておきましょう。A, B, C, nが何を意味するのか、しっかりとチェックして使えるように。もちろん、可制御と可観測の定義も。
U_{\rm c} = (B \quad AB \quad \ldots A^{(n-1)}B)
U_{\rm o} = \left( C \\ CA \\ \vdots \\ CA^{n-1}\right)