今日のメモ

ノーズカーブの導出

 基本は1つの交流電源と可変抵抗Rの負荷、その間をリアクタンスXのリアクタでつながっている回路を考えることから始まります。電源電圧をE、負荷電圧をEとしたときに、負荷の電力PR成分だけを考えているので、P=\frac{V^2}{R}となります。
 回路については、V=\frac{R}{R+{\rm j}X}Eであるので、Rの消去を行うと、
V^4 + P^2X^2 - V^2E^2 = 0
これから、
V=\frac{E^2\pm\sqrt{E^4-4P^2X^2}}{2}
 あとは、高め解と低め解について。復号の+側が高め解、-側が低め解、そして、何故低め解になると、電圧不安定現象がおこるのかと言うことについてチェックし直しておきましょう。一つのキーワードは定電力特性負荷。

ラウス表による安定条件の判別

 これについては、ラウス表の作り方をチェックしておいたらOKかな? その前の条件として
特性方程式の各次数の係数がすべて存在し、同符号であること」
という条件を忘れないようにしましょう。