またまた生アランフェス

 ということで,今日は東京からの帰りがけに大津に立ち寄り,「びわ湖ホール芸術監督就任記念 沼尻竜典指揮NHK交響楽団」のコンサートを聴きに行きました。NHK交響楽団の演奏が中心でしたが,2曲目は村治さんの生アランフェスでした。何回かアランフェスは聴いていますし,CDでも,村治さんのアランフェスはいくつか持っているのですが,やっぱり生の演奏を聴くと,いろいろと考えるところがあります。もうすぐ新しい村治さんのCDが出て,それにはアランフェスが収録されているということなので,どのような内容になるのかなとも考えながら聴いていました。
 1つ気がついたことは,以前の演奏よりも第2楽章の演奏がゆっくりになったというようなイメージを持ったことです。枝雀師匠の
「笑いは緊張と緩和」
ではないですが,メリハリが以前よりも際だつ演奏だったような気がします。これは今日のNHK交響楽団のほかの曲にも当てはまるような気がしますが。
 村治さんの新しいCDが楽しみです。あと1ヶ月半になりました。

 家に帰ってからは,出張中に届いたメールへの対応などなど。ちょっと大きな集まりも来月に近づいてきました。