ゴッホ展 - 兄フィンセントと弟テオの物語

 兵庫県立美術館でのゴッホ展に行ってきました。チケットを頂けたので本当に助かりました。ありがとうございました。
 今日が最終日だったので、人が多いだろうと予想して、開館時間の10:00の30分前に着いたのですけれども、それでもものすごい人でした。入場するまでに20分くらいかかったでしょうか? チケットを持っていなくて、向こうで買うことになったら、入るだけでものすごく時間がかかったと思います。中に入っても人が多かったです。僕は背が高い方なので、少し後ろに立っていても絵を見ることができたのですが、背が低い方は前にいる人を押しのけて無理やり絵を見ているような状態でした。まぁ、仕方がないのかもしれませんけどね。今日は1人で行ったので、こういうときは自分のペースで、自分が作品を見られる位置で作品を見られるので精神的に楽でした。誰かと一緒だと、「自分は見られるけど、そうじゃないかも?」って気を配ったりしないといけませんからね。
 展覧会は「兄フィンセントと弟テオの物語」というサブタイトルに表されているように、兄フィンセントの作品が紹介されているそばで、それに関連する弟テオに宛てた手紙の文面を書いたプレートがあって、フィンセントが書いた作品の背景を知ることができる構成になっていました。これはずいぶんわかりやすかったです。また、絵とは関係がない手紙そのものも展示されていたりしました。印象派の影響を受ける前と受けた後で作風の違いがはっきり出ていたと思います。また、「麦藁帽子をかぶった自画像」も展示されていました。日本人はゴッホが好きですね(^^)
 このゴッホ展が行われた兵庫県立美術館は、今年の4月にできたそうです。最寄駅は三宮の一駅前の阪神岩屋駅、JR灘駅、阪急王子公園駅です。