ヴェルサイユ展 - 太陽王ルイ14世からマリー・アントワネットまで

 ゴッホ展が終わった後は、JR灘駅からひと駅西に行って、三宮にまで出ました。そこでお昼を食べてから、神戸市立博物館に行ってきました。1月にポンペイ展をやっていたのと同じところです。
 サブタイトルの「太陽王ルイ14世からマリー・アントワネットまで」というのは、危険なキーワードがいっぱいあるなぁ^^; 変なことを書くとすぐにつっこまれそう。女性の方が男性に、この時代のことをあれこれと語っているという場面に何度か遭遇しました。やっぱり、「ベルバラ」強しです^^;
 この展覧会では、入場してすぐに音声ガイドとともに、各作品の簡単な解説(200字くらい?)がまとめられた「ガイドブック」が100円で販売されていました。このガイドブックを見ながら、すべての作品を見て回ったのですが、なかなか良かったと思います。このシステムは、僕にとって初めてだったのですが、他の展覧会でもやられていたりするのでしょうか? また、音声ガイドは元宝塚の稔幸さんだったと思います。このあたりもツボを押さえているのでしょうか?^^;
 展覧会の方は、ルイ14世からアントワネットまでのブルボン王朝を構成した方々の肖像画ヴェルサイユ宮での調度品が中心でした。肖像画や大理石像はなかなか興味深かったですし、メインのアントワネットの肖像画もずいぶん時間をかけてみたのですが、調度品の方は少し物足りなく感じました。使われている技術とかデザイン、素材などは申し分ないのですけれど、博物館の狭い(といっても周辺の建物に比べればずいぶん広いですよ。ヴェルサイユ宮に比べてということです)展示室の中ではやっぱり不釣合いという印象を持ってしまいました。実際のヴェルサイユ宮にある状態で見ないと、すごさはわからないのじゃないかなというのが正直な印象です。
 アントワネットは、ちゃんと薔薇の花を持っていました。展覧会の後の関連グッズのショップでも、薔薇をテーマにしたコーナーがあって、「うまいな」と思いました。
 こちらの展覧会は、1/25〜3/30まで東京都美術館で開催されます。