2人の民主党大統領候補Barack ObamaとHillary Clintonの立候補表明演説が取り上げられています。2人とも出馬スピーチということもあり、聞き取りやすいスピーチだと感じました。
スピーチの構成は2人とも似ていると思います。民主党の候補ということもあるのかもしれませんが。最後は2人とも力強く聞いている人を奮い立たせる終わり方をしていて、こういうスピーチは聞いていても気持ちがいいものですね。
ただ、細部の主張になってくると、2人で違ってきます。Obama氏はこれまでのアメリカが危機を以下に乗り越えてきたのか、アメリカ人の特質に絡めた内容にするとともに、Changeがキーワードになっている演説だと思います。Clinton氏は、これまでの実績と、現大統領の具体的な政策批判、大統領になった後に取り組む課題項目の列挙がスピーチに含まれていました。
出馬スピーチなので、スピーチで触れられていた内容の違いが、政策の違いに結びつくわけではありませんが、どのような内容をどのようにスピーチで触れているかということは、2人の性格や個性の違いが出ているのかなと考えながら、スピーチのListening & Readingを進めています。
We all made this journey for a reason. It's humbling to see a crowd like this, but in my heart I know you didn't just come here for me, you came here because you believe in what this country can be. In the face of war, you believe there can be peace. In the face of despair, you believe there can be hope. In the face of a politics that's shut you out, that's told you to settle, that's divided us for too long, you beleive that we can be one people, reaching out for what's possible - building that more perfect union.Memorable Public Speech Barack Obama - English Journal June 2008 issue
