女性雑誌を読む

 僕が今住んでいるところは,6月まで女性が2名住んでいました。ここに来てすぐに物件の様子を見に行ったときには,2人が家にいて,僕が不動産屋さんと一緒に家の中を見ていたときには、入れ違いで外に出て行ったので,一瞬しか見ていませんが。その方がずっと定期購読をしていて,転送を忘れたのか,購読中止を忘れたのかしたからだと思うのですが,marie claireが我が家に届きました。
 アメリカの雑誌の郵送は日本での雑誌の定期購読と違って,封筒などに入れて,その封筒に宛名のシールを貼付けるのではなく,雑誌そのものに宛名のシールを貼付けて送ってくるんですね。ですから,我が家には雑誌そのものが投函されるような感じになっていて,中身をそのまま読むことができます。月刊誌のようなのですが,どういう訳か,水曜日に我が家に,July 2009とAugust 2009が届いていました。
 せっかく我が家に届いているので,文化の違いの勉強も兼ねて(という理由で正当化して?),中身をパラパラ見ていました。この雑誌,日本でもあったと思うのですが,同じような感じなのでしょうか?
 表紙に書いてあるタイトルはこんな感じです。
・Your best summer look - Easy hair, sexy skin, beachy body
・Dress like a million for under $100
・Best new American Fashion

肉食女子に向けたようなものでは
・The 20 best cities for snagging a seriously great guy
として,snagという動詞を使っています。OALDを調べてみると,
・–を引っ掛けて捕まえる。
アメリカのカジュアルな言葉で,他の人よりもうまく誰かを素早く捕まえる
というような意味だそうです。
 記事の書き出しは,on the prowl(獲物を求めてうろつく)してhuntingする,まさに肉食です。
Quit looking for love in all he wrong places! Marie Claire crunched the numbers to find the top cities for single gals on the prowl. Happy hunting, ladies!
(間違った場所で男を捜すのはやめよう! Marie Claireが単身の女性が獲物を探すのにいい街を調べました。みんなで楽しい狩りを!,と言ったところでしょうか?)

 ほかの表紙の記事では,
How to make a baby without losing your guy
というのもあります。これもアメリカらしいのでしょうか?

 ということで,こんなところでも文化の違いがわからないかなと思ってアンテナを張っています。