新しいローマ人の物語は

「キリストの勝利」というタイトルになるそうです。XIII巻の最後の展開を考えると,そのままの流れなのかなと考えたりします。ローマ以降の西洋はキリスト教が重要なファクターを占めますから,ローマと中世の橋渡しにもなるタイトルかもしれません。これまでの塩野さんの作品を見ていると,位置付けとして重くなる作品なのかなと考えたりします。これが当たっているのかどうかは2ヶ月後にわかるでしょう。
 また,ローマ人の物語を読まないといけませんし,その前に葬送を読まないといけないというのは,この前書いたような気がしますが,今はテンソルとかイデアルとかと戦っていますからねぇ。というわけで,ベクトル解析30講を読んでいます。