濃厚接触

 Close Contactsの訳ですが,これを「濃厚接触」と訳すことになったのは理由があるのでしょうか? それとも誰かの個人的な趣味?
 今の状況だから,
Close Contacts = 濃厚接触
となる訳ですが,そうじゃなかったら,こういう訳は(少なくとも私には)出ません。
「50歳代の男性と20歳代の女性が濃厚接触者に」
というような一文があると,今の状況じゃなかったら,違う意味に取られますよね…。そういうことを考えるやつが,考えるやつだと言われそうですが。

 それにしても,京都大学新型インフルに対する対応には感心しました。現状,こういう考え方を受け入れる人の方が,市井の人には多いと思います。私もその一人です。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news5/2009/090520_2.htm

「このインフルエンザに効くワクチンは当分ありません。発症してしまった人はちょっと辛いのですが、これで免疫を獲得して今後同じタイプのインフルエンザにはかかりにくくなることが期待できますし、公衆衛生的観点からは集団免疫の成立にも貢献することになります。賢く行動してやり過ごしましょう。」

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news5/2009/090521_3.htm
で書いている考え方をもっと広められないのかな。