ローマ人の物語の

最新刊のタイトルは「最後の努力」となるようです。ディオクレティアヌス帝とコンスタンティヌス帝の「最後の努力」の詳細はどのようになるのでしょうか? ディオクレティアヌス帝とコンスタンティヌス帝には「努力」をする時間がありました。2人の皇帝、副帝を設けた政度、そして、コンスタンティノープルへの遷都。この辺りの事情を塩野さんがどのように物語られるのかとても楽しみです。キーワードは「最後の努力」。また、そろそろ復習をしないといけませんね。



 帝国の首都が東方に建設された時、ほとんど全ローマがそこに移り、有力者はその奴隷たちを、すなわち、ほとんど全人民を引き連れていった。そして、イタリアはその住民を失ってしまった。

モンテスキュー ローマ人盛衰原因論 第17章 国家内部における変化 より