自分の考えを持つこと

 気になっているページが更新されていました。先日のOB会が1つのきっかけだったようです。文章を読み比べることで,S君が何を言ったのか何となく想像はできます。当たっているのかどうかはわからないのですけれど…。ただ,アプローチが異なっているだけで,求めていらっしゃることや基盤というか「幹」や「剪定ルール」は変わっていないようです。
 ここのところ毎年担当している仕事の種類が変わったり,海外に行く機会が出てきました。その度にこれまでの流れとは違う仕事をしたりして,自分の足下が何だか心許ないような気になることがありました。こういうときに自分を見つめ直したり,足下や基盤は何かな? と考えたりします。表面的なものだけではなく,今やっている仕事が何をもとに動いているのか,その土台を考えたり,これまでの仕事と今の仕事で共通している基盤部分を見つめ返すことは大切なんじゃないかなと,最近強く思います。
 違うといっても,全く違う仕事をしているわけではありませんし,人間が変わっているわけでもありません。自分が何者であるか? という客観性を持っていることの重要性というのは変化の多い時代だからこそ大切なのではないかなと考えます。
 また,自分が何を考え,何を目標とし,周りに何を求めるのか。その考えをしっかり持つこと,持っていることをきちんと表現する手法を身につけることも大切だと思います。インプットをすることで基盤を固めることという作業と,自分の考えや行動を実現するアウトプット,両方ができてこそ,仕事も私生活で幅広く動けるのではないかと,書き直された文章や最近の出来事を通じて考えました。

 EJ Interviewで取り上げられている方々は少なくとも,仕事を通じたInputと,Interviewの対象となり読者に考えるきっかけを与えるというOutputができている方々だと考えます。