山形浩生の世界を観るレッスン

 Club ALCの月刊誌Magazine ALCに載っているエッセイなのですが,今月号の内容は示唆に富む内容だったと思います。
国際貢献として,現場に出る「直接援助」と,現地ではなく,現地でも使えるものをきっちりと開発して,それを広げることで,現地に出向くこと以上の成果を挙げるのとどちらがいいのか。結果がものをいう内容ではあるのでしょうが,長期的な視点と,現在の技術などの動向を見極める眼が大切ということかなと思って読んでいました。その分析には,自分の現在の状態と,自分に何ができていて,何が不足しているのかという冷静かつ客観的な版dなんができるのかどうかと言うことも必要だと考えます。まぁ,冷静な視点だけでは,「楽しむ」と言うことでのポジティブサイクルを回せないという欠点はあるんですけれどもね。