ちょっと気をつけよう

 最近、人と話をしていて、気が付くことがざっと2点。
 1つは、言葉がなかなか出てこないときやちょっとあいまいにしたいときに、「あれのことなんですが…」とか「例のそれが」などと、指示代名詞が多く出てくること、また、「えー」とか、「あのー」などを文頭に言うか、語尾をのばすかして、次に出てくる言葉を探るということ。
 もう1点は、会話の内容に自信がなくなってきたとき、語尾になるにつれて声がだんだん小さくなること。在りし日の「歌って笑ってドンドコドン」で、上岡さんや雀々さん、リスナーが、質問に答えられず、自信がなくなり声が小さくなってきたミミさんに対して、「自信がなくなってきた、語尾が小さくなってきたぞ」とネタにしていたことが、今の自分に当てはまっている気がします。
 今までもそうだったのかもしれませんが、最近自分でも妙に気になってきました。こうやって宣言した以上、これから改善していくようにしたいと思います。
 今までも、ちょっとした癖を直すということにはある程度成功していて(このときはおおっぴらには宣言していませんが)、とある理由から、しゃべり言葉での一人称を「俺」から「僕」に修正するようになりました。ただ、今回は一言だけではなく、会話全体に通じることだから、少し難しいかもしれません。
 日記やメイルを書くときは、言葉に詰まっても時間をかけて考えて、全体を作り上げればいいのですが、会話ではそうはいきません。日記やメイルを書くことが長くなるにつれて、「会話のときでも、書くときと同じように詰まっても大丈夫」と無意識に思っていたのかもしれませんね。顔文字を書いて、「微妙なニュアンス読み取ってね」という風にしてごまかしていることが、話するときにも出てきているのかもしれません。