帰りがけに天王寺Mioの旭屋で売っているのを買ってきました。閉店5分前に滑り込みセーフ^^; 旭屋でいつも設置されている、平積みのローマ人の物語コーナーで最後の1冊になっていました。別のところには、かなりの冊数(50冊くらい?)が平積みになっていたのですけれども。
表紙はマルクス・アウレリウス帝とセプティミウス・セヴェルス帝の2人。内容は、まだざっとしか見ていないのですが、ローマ人の物語では、V巻とVII巻に続いて、「読者へ」と「はじめに」が無い巻になっています。V巻はユリウス・カエサルの物語をIV巻から引き継いだものとして、仕方ないと言えるでしょう。VII巻の「悪名高き皇帝たち」は、カプリ島からはじまるスタイルで、他の巻とは違う始まり方がなされているのですが、この始まり方もなかなか好きなのです(^^) XI巻の「終りの始まり」でも、本題から入るガリア戦記スタイルが良い感じに機能しているのかどうか、楽しみにしています。
もうひとつ嬉しかったのは、XI巻でどこまでのローマ史が扱われるのかについての予想が大体当たっていたことです。巻末の年表を見てみると、カラカラ帝がゲタを殺害するところまでのようです。と言うことで、セプティミウス・セヴェルス帝が亡くなった辺りでおしまいの様子。これは、目次を見てもそのような感じですけれども。