今日は

塩野作品の原点と言ってもいいかもしれない「トロイ」を見に行きました。内容については…、まだ公開中の映画ですし、東京方面では集まるかもしれないという話があるので書かない方がいいかなと思いますが、いかがでしょうか? なかなかいい映画だなと思いました。と評価していることは、はっきりと書いておきます。
 ちょうど、去年の今頃にホメロスの「イリアス」と「オデュッセイア」を読んでいましたが、「イリアス」と重なるところは当然多いですね。でも、忘れているところもありましたし、強烈に覚えているところが、イメージ通りに描写されているところもありました。また、今回の「トロイ」では人間同士の戦争のみを描写していて、ギリシアの神々の描写がないことは注目に値するかもしれませんね。
 トロイについて基礎知識のある西洋の方々と日本の方々では、作品に対する反応が異なるかなと思うのですが、その辺りはどうなのでしょうね。