とあるメールソフト

最近は英語でメールをやりとりする機会が増えているのですが,そのときに,自分が送ったメールの改行が消えていたり,受け取ったメールで改行がなく,一文がずいぶん長いなぁと思ってメールをやりとりしている場面がありました。何故かな? と思っていると,理由は簡単で,そのメールソフトが「余分な改行」と判断をして,改行を削っていたのでした。何を基準に「余分な改行」と判断をしているのかわかりませんが,少なくとも私には必要な改行が削除されているとしか思えません。同じ会社が別の種類のソフトを作っていますが,そのソフトが判断する「文法」なるものもおかしいと思うことが多いですし,変に修正を自動的に実施することで,多くの人のストレスの原因にもなっているようです。こういう機能はつけておいてもいいと思いますが,デフォルト設定はオフにして,選択して使えるようにしておく方がいいのではないでしょうか? 機能に自信がないから,デフォルト設定がオンになっているのかな? と勘ぐってしまうのは,考え過ぎなのでしょうか?
 ちなみに,改行をすることで,以下のRFC 2822の記載には適合しなくなっています。



There are two limits that this standard places on the number of characters in a line. Each line of characters MUST be no more than 998 characters, and SHOULD be no more than 78 characters, excluding the CRLF.

RFC2822 2.1.1. Line Length Limits
まさか998文字を超えなければOKと言う考えではないと思いますが…。