メモリ増設

というわけで,Grand Blueのメモリを増やしました。ここのところ,FirefoxThunderbirdiTunesその他諸々のソフトを同時に立ち上げていると,ちょっと処理が重いなと思う場面があり,どうしてかと見ていると,どうやらメモリが不足しているらしいと言うことで,メモリを買ってきました。
 これまでは256MBのメモリを2枚P4P800 Deluxeというマザーボードに刺して,512MBのメモリをデュアルチャネルで使っていたのですが,512MBでは不足する場面があったのと,メモリの価格が3年前に比べて下がってきていることもあって,PC3200 CL3 1GBのメモリを2枚買って,2GBの増設をすることにしました。
 というのが,昨日の村治さんのイベントを聴いたあとの日本橋での出来事です。これでメモリを買って,家に帰って,Grand Blueに装着して,立ち上げると…。動かないんです。あれ? 買ってきたメモリが間違っていたかな? と思って,買ってきた2枚のメモリのうち,1枚だけを刺して立ち上げると,起動しました。そこで,起動したメモリを外して,もう1枚のメモリを刺して立ち上げると…ダメ。ということで,初期不良かもしれないから,明日日本橋のお店に行こうと思って,昨日の段階ではこれまで刺していた256MBのメモリ2枚と買ってきた1GBのメモリ1枚の1256MBのメモリでGrand Blueを動かしていました。昨日Lyre & Sonnetがあまり聴けなかった理由もこれです^^;
 今日の帰りがけに,昨日買ったお店によって「かくかくしかじか」と話をすると,メモリの動作を確かめてみます。とのお返事。
 それで確かめてみると,
「とりあえずお店のマシンでは,起動はしています。もう1枚のメモリで動いていると言うことなので,メモリを交換すると動くと思うのですが,どうされますか? たぶんロッドの絡みで動かなかっただけだと思いますので…。」
との返答だったので,交換をお願いしました。
 交換してもらったメモリをGrand Blueに刺して,起動してみると…,ちゃんと起動しました。それも,メモリを増やしたので,これまでよりもスムーズに。やっぱり,メモリがボトルネックになっている場面が多かったようです。これで,しばらくGrand Blueを使い続けられるかなと思っています。

 実は最近はGrand Blueではなく,mac miniとかiMacに変えようかなとも思っていました。ただ,これから私生活でバタバタしますし,それでMacを使う場面が増えるから,僕のメインもMacに変えようかなと思ったのです。これも理由はいろいろあって,ハードウエアの構成が変わって,MacからWindowsを使うことの障壁が低くなったこととか,Windows専用のソフトを使う機会が減っていることとか,まわりでMacに変えた人がいると言う理由もあるのですが,それ意外に大きな理由が2つあります。

1.
自作機のコストと市販のメーカ完成品のコンピュータとでコストを比較した場合,以前は自作機のほうが安かったのですが,これが自作機の方が高くなりつつあると言うことです。これから読もうとしている「海の都の物語」のラストに似た展開と言っても良いのかもしれません。

2.
自作機でパーツを変えた場合や,マシンごと処分する場合の処理方法の問題。これは僕が自作をはじめた6, 7年前にはあまり目立った問題ではなかったのですが,パソコンを処分する場合には然るべき手段を執ることが必要になってきたという昨今の事情を考慮すると,自作機はこの処分という観点からも不利になってきていると思います。マザーボードを変えたとき,古いマザーボードはどう処分するのか? リサイクルにまわさなくて良いのか? ケースはどう処分するのか? 電源はどうするのか? と言った問題です。
 自作機の場合だと,機種として処分する場合でも,処分方法を考えないといけませんし,パーツごとだと話はより複雑になります。今回のメモリは増設というパターンですし,メモリのような小さいもので,電源を切ってしまえば,内容が消えてしまうものは,(あまりよくないことですが)通常のゴミとしても処分しようと思えばできます。ただ,HDDやドライブ類などとなってくると,考えないといけません。これがメーカのマシンだと,きちんとした処分をしてくれます。こういう点でも自作機は不利です。

 まだ現状のマシンで満足していますし,今日のメモリ増強でしばらくは特に問題なく使えると思います。その見込みがあったからメモリを増強するという対応を取ったのですが,上で挙げた2つの問題への対処はこれからの動向もちゃんと見ながら考えていかないといけないなと思っています。