Book

ウェブ進化論 - 梅田望夫

新年の第一弾として,この作品を読みました。ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/02/07メディア: 新書購入: 61人 クリック: 996回この商品を含むブログ (2375件) を見る この後に…

RES GESTAE POPULI ROMANI XV - ROMANI MUNDI FINIS

「ローマ世界の終焉 - ローマ人の物語XV」読了しました。ローマ人の物語 (15) ローマ世界の終焉作者: 塩野七生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/12/01メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (74件) を見る 塩野さんの15年,と言っても,こ…

RES GESTAE POPULI ROMANI XV - ROMANI MUNDI FINIS

「ローマ世界の終焉 - ローマ人の物語XV」 第2部 ローマ帝国の滅亡 まで読了。 最後のXV巻と言うことで,塩野さんが, 自分の羽根を一本一本抜きながら美しい織物を織り上げていった『夕鶴』のつるのよう。丸裸になった気分がします。しばらく休んで羽根を生…

海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年 下 − ルネサンス著作集5

読了しました。やはり塩野さんがサイレント・マイノリティの「私の衰亡論」で述べてられるように,ヴェネツィアの通史という作品を通じて,塩野さんの文明衰亡論が述べられている作品ですから,いつもよりも真剣に読んでいました。ローマ人の物語の最終巻に…

ローマ世界の終焉 - ローマ人の物語XV

この事業所からの出張から事務所に戻る途中の時間帯が昼休みの時間帯だったので,本屋さんを覗いて購入しています。1日早いんですけれども,誤差の範囲でしょうか? これを読む前に海の都の物語を読了したいと思っています。残り100ページほどなので,これを…

海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年 下 − ルネサンス著作集5

「第十話 大航海時代の挑戦」まで読了しました。ヴェネツィアが興隆期にあった時期の話,それとともに周辺環境が都市国家中心から,専制君主国家へと変化し,ヴェネツィアがそれらに対応していかなければならないようになっていく話しは,この物語での中心的…

国際単位系SI

産業技術総合研究所 計算機標準総合センターからダウンロードできる国際単位系(SI)に関する第8版の日本語の文書を読みました。 http://www.nmij.jp/chishiki/si.html こういう標準企画書はできるだけ原文で読みたいと思っているのですが,このSIに関しては,…

12/15は

塩野さんのローマ人の物語の最終巻「ローマ世界の終焉」の発売日ですが,梅田望夫と平野啓一郎さんの著書「ウェブ人間論」も発売になるようです。読みたくなる本が増えてきましたね。今は「海の都の物語」の下巻を読んでいますが,ローマ人の物語の最終巻が…

海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年 上 − ルネサンス著作集4

読了しました(海の都の物語の第7話 ヴェネツィアの女まで読了)。この作品については,これまでにあちこちで書いているので,あまり細かいことは書かないでおこうと思っています。今この時期に読み返しているのは,海の都の物語における塩野さんの文明の衰…

高瀬川 - 平野啓一郎

読了しました。 最後の「氷塊」は興味深く一気に読みました。あれこれ書くとネタバレになってしまうのですが,こういう表現法があるのだなと思って読み進めています。主人公2人のつながりをあるところでは明示して,あるところでは明示しないで。それも文章…

高瀬川 - 平野啓一郎

文庫本の高瀬川を読み進めています。この作品は「清水」「高瀬川」「追憶」「氷塊」という4つの作品をまとめたものなのですが,「追憶」まで読了しました。 作品に対する感想を書くのはなかなかむずかしいですね。平野さんのこれまでの作品と同じように,書…

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 − ルネサンス著作集3

「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」を読了しました。 第三部の流星は,文字通り,チェーザレが絶頂から死を迎えるまでの立場が「流星」の様に落ちていく様子,その生涯が「流星」の様に短いという様子,そして「流星」の様に輝きを失っていく様子…

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 − ルネサンス著作集3

「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」第二部 剣を読了しました。 この作品の山場はやっぱり第二部かなと思います。チェーザレ・ボルジアが「優雅なる冷酷」に相応しい行動をしたのは,この第2部の時期ですからね。マキアヴェッリとのやりとりや,レ…

高瀬川 - 平野啓一郎

標記の本が文庫本で発売されたので,さっそく買いました。これも早く読みたいなと思っていますが,チェーザレが途中ですしね。まとめて時間が取れるときに読まないとと思っていますが,最近はいろいろバタバタしていますし。高瀬川 (講談社文庫)作者: 平野啓…

山形浩生の世界を観るレッスン

Club ALCの月刊誌Magazine ALCに載っているエッセイなのですが,今月号の内容は示唆に富む内容だったと思います。 国際貢献として,現場に出る「直接援助」と,現地ではなく,現地でも使えるものをきっちりと開発して,それを広げることで,現地に出向くこと…

英雄たちの言葉

今日はこっちをネタにしようとしたんですが^^; ということで,複数のネタをupしていますので先に書いておきます。 今日は少し早めに帰ることができたので,帰りがけに天王寺Mioの旭屋書店によって,「すべての道はローマに通ず - ローマ人の物語X」の文庫版…

特別なサイト

新潮社のサイトに「ローマ人の物語」のサイトができたようです。 http://www.shinchosha.co.jp/topics/shiono/ 最終XV巻のタイトルが載っています。楽しみにされたい方は見ないように。以下はそれをネタにします。

天使と悪魔

読了しました。イタリアに絡んだ色んなネタがちりばめられていて,知っていることと知らないことがありましたが,素材はうまく使えた作品なのではないかなと思います。あれ? と言うようなところはありましたが,それはフィクションですしね。あれだけの作品…

天使と悪魔

下巻を読み進めています。最近は移動時間が多いので,本を読み進めています。こういう感じの移動時間が続くのなら,読むものとか,移動時間中にすることを考えないといけないなと思っています。今のところはEJと読み進めている本という感じですけれど。秋に…

天使と悪魔

上巻が読み終わりました。土曜日の東京行きの新幹線から読み始めたのですが,やっぱり新幹線の中ではあまり読めませんね。行きは向こうに行ったときに備えて…というわけで寝ますし,帰りは疲れて寝ています。名古屋 - 東京間の時間が寝るのにはちょうどいい…

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 − ルネサンス著作集3

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 第1章 緋衣まで読了しました。 チェーザレ・ボルジアはユリウス・カエサルとは違って,ルネサンス期を若さで駆け抜けて,イタリアを改革しようとしたと言う印象があるのですが,31歳で亡くなったという生涯につい…

ルネサンスの女たち − ルネサンス著作集2

読了しました。第4章のカテリーナ・コルネールは海の都の物語での,ヴェネツィア共和国の政治の実例を見るという視点から読んでみると面白いと思います。何故ヴェネツィアがあれほど冷酷な政治を展開する必要があったのかという疑問に関して,海の都の物語を…

本の読み方 スロー・リーディングの実践 − 平野啓一郎

読了しました。どんな無いようかなと思って,読み進めていったのですが,一言で言うと,「僕がこれまでにとってきたスタンスとほとんど変わらない」と言うことになると思います。どちらかというと,何度か読み返して,本の内容を咀嚼して読み進めていくとい…

賢帝の世紀

文庫版を買いました。トライヤヌス帝,ハドリアヌス帝,アントニヌス・ピウス帝を扱った,このIX巻はローマの安定成長期を描いているという点で,興隆期を描いたそれまでの8作品や衰亡機を描くXI巻以降とは作風が違うなと言うように感じています。これまでに…

ルネサンスの女たち − ルネサンス著作集2

期間があきましたが,「ルネサンスの女たち」第三章 カテリーナ・スフォルツァを読了しました。 政治的な対応にはまずいところが多くあり,チェーザレ・ボルジアに屈してしまった彼女ですが,塩野さんが今でも好みそうな女性だなと思って読み返していました…

The Da Vinci Code - Dan Brown

「ダ・ヴィンチ・コード」読了しました。ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)作者: ダン・ブラウン,越前敏弥出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/03/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 63回この商品を含むブログ (698件) を見るダ・ヴィンチ・コード(…

基礎からの技術者倫理 − 松木純也

読了しました。基礎からの技術者倫理―わざを生かす眼と心作者: 松木純也出版社/メーカー: 電気学会発売日: 2006/03/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る最近,技術者倫理について話を聞くことがありますし,技術士補の試験でも適性試験にお…

Web2.0 Book

を読んでいました。Web2.0 BOOK作者: 小川浩,後藤康成出版社/メーカー: インプレス発売日: 2006/03/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 111回この商品を含むブログ (145件) を見る Web 2.0という言葉はあちらこちらでも見かけますし,ある程度内容は把握…

ルネサンスの女たち − ルネサンス著作集2

「ルネサンスの女たち」第二部 ルクレツィア・ボルジア まで読了。 足下を見直す読書も2冊目に入りました。2冊目ですが,塩野さんの処女作になります。やはり,処女作と言うことで,ローマ人の物語を読んでいるときとは,(中身ではなく)文章に対する印象は…

行きと帰りの

新幹線であれこれ読んでいます。毎月読んでいるEnglish Journalの5月号にさっきも書いたiNTERNET magazinに,あとは諸々の雑誌を。あとは,行きの電車で読んでいたのは